「学園だより」番外編(2)心のこもった一杯を

今日は「学園だより」編集員の佐藤亜美さんが、学園だより番外編パート2ということで、小樽市内のステキな喫茶店を紹介してくれるよ〜♪
それでは佐藤さん、よろしくお願いします!


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こんにちは!「学園だより」編集員の佐藤亜美です。
本日は、前回の「小樽の隠れ家」に引き続き、OGの方々から教えていただいた“学生時代の思い出のお店”を取材してきました。
そろそろ秋の気配も近づき、「暖かいものでほっと一息つきたい」と思っている方のために・・・

今回は、心のこもった一杯を味わえるこちらの喫茶店をご紹介します!



炭火焙煎珈琲と手作りケーキの店 「ろーとれっく」

元駅前国際ホテルの1階で1976年から営業、現在は長崎屋の裏側に面した通り・静屋通りに移転。小樽で愛され続けている喫茶店です。

当時から、小樽で唯一自家焙煎した豆を使用した茶店として人気で、商大生にもファンがいました。


   


OGの福井さん、竹内さんは、「元国際ホテルの1階にあった素敵な、ちょっと大人の雰囲気の喫茶店ロートレック”では、手作りのケーキとコーヒーが美味しかったです。女の子はよくそこへ行きましたね」と。(「学園だより」No.156、「100周年に向けて」より)

ちなみに店長さんは、学祭のときにはよく“長髪で袴を着た学生”を見かけたそう。


   


写真の珈琲は、やわらかい酸味の“コロンビア”。一口飲むごとに、気持ちがゆったりと落ち着きます。ケーキは姉妹店「マリーローランサンで作られたもの。ガトーショコラは、まわりはふわっと、中はしっとりとして上品な甘さです。

店名の「ロートレック」「マリーローランサン」はどちらも、20世紀前半にパリで活躍したエコールド・パリ(パリ派)の画家たちの名前。自身も画家という経営者の方が、エコールド・パリに思いをはせて店名にされたそうです


 店内には経営者の方の作品が。


「今は個人の喫茶店が少なくなって、そこの土地らしさを感じられなくなっていないでしょうか。小樽に帰ってきたときに、ちょっと立ち寄ってもらえるそんなお店であれたらいいなと思います」と店長さん。一つ一つの過程を大切して、訪れた方々に満足してもらえる空間の提供を一番にしているそうです。

そんな「ろーとれっく」で心のこもった一杯を味わい、秋のひと時を感じてみてはいかがでしょうか♪



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「ろーとれっく」
小樽市稲穂2−12−5(静屋通り)/0134−32−2929
営業時間:午前8時〜午後8時、年中無休
ケーキセット 780円
ブレンド(ソフト・ストロング)450円 ←飲みやすくてオススメ!
コロンビア(やや酸味) 480円 
ガテマロ(酸味と苦味の中間) 480円 他