ビジネススクール学生インタビュー

昨日に続き，今日も大学院のアントレプレナーシップ専攻で学ぶ学生へのインタビューだよ。本日のOBSインタビューは，大丸百貨店にお勤めの続さん！！
さっそくどうぞ！

Q.再び小樽商大生になった気分はいかがですか？
　母校である商大の門を再びくぐることができてうれしい！人生で初めて学校に行けてうれしいと思いました。
　僕にとって学生時代の大学生活は、人生をエンジョイするための場でした。おかげさまでおおいにエンジョイできましたが、本業である学業の方がかなりおろそかになってしまいました。社会人として10年が経ち、あのとき勉強しておけばと後悔することもしばしば。今、その願いが叶い毎日楽しく（？）勉強しています！

Q.学生時代の想い出を教えてください！
　毎日学校を通り越して山か海へ行っていました。小樽は自然がいっぱい（自然しかない？）。仲間とキャンプに行くこともあれば、意味もなく海へ行ってぼーっとしてみたりほんとに自由で楽しい日々でした。
　学校へ行ったと思ったら部室へ直行。ロック少年だった私は軽音楽部でバンド活動に明け暮れていました。サークル会館で騒音を出していたのは私です。
　学祭でライブをやったり、定期演奏会では札幌のライブハウスで演奏するなど、文化系100％な活動をバリバリやっていたため、私の体はどんどん丸くなっていきました。今もその丸さに磨きをかけています！

Q.30代に学ぶ意義は？（きっかけも含めて教えてください！）
　きっかけは2年前に会社で受けた30歳研修です。私の会社では30歳、40歳で振り返りの研修があります。自己分析、グループディスカッションを通して今後のキャリアプランを立てます。その時、自分の10年後を考えて強く思いました。もっと成長して会社の役に立ちたい！そのためには自分の実力は足りない。このままでは駄目だと思いました。そのとき立てたキャリアアッププランに基づいて本を読んだり、セミナーを受けたり、会社の自己啓発研修を受けたりして勉強してきました。このMBAコースへの進学もそのプランの1つです。
　30代に学ぶ意義は実際に働いてきた経験をもとに学ぶことができるので、学生時代と違って実感をもって学べることです。これは仕事の何に役立つのかということがリアルにわかるので、勉強するモチベーションがあがります。そして社会人でありながら学生気分を味わえるというのも魅力！堂々と（？）学生ラーメンが頼めます。

Q.ビジネススクールの学びはいかがですか？
　まだ半年で基礎しかやっていませんが、体系的に学びが身に付いてきているのを感じます。同じ仕事をしていても違う、テレビや本を見ても思うことが違うと感じています。そして何よりも年齢や業種を超えた学校の仲間と語り合える素晴らしさを一番に感じています。グループワークやディスカッションはもちろん、飲み会での会話ですら様々な気付きを得ることができます。これこそがビジネススクールで学ぶ最大の魅力だと思います。大学生のときも学生同士の先輩、後輩、同期との出会いが一番得るものでしたが、それはビジネススクールでも変わらないようです。
　また、これはOBSの特徴かもしれませんが、一学年の人数が学生の頃に比べて少ないせいか、先生との距離がめちゃくちゃ近いです。まさか先生とツイッターで会話ができるとは思ってもみませんでした。

Q.将来の目標・野望を聞かせてください！
　大丸札幌店を真の道内NO.1にして、北海道を元気にする！そしてJフロントリテイリングを日本一の会社にするきっかけが作れる人間に成長する！そのためにまずはOBSで飲み会参加率NO.1を目指します！

Q.商大生に一言！
　狂ったように遊び、狂わない程度に勉強しろ！
　学生時代は自由です。まずは自由を楽しみましょう。社会人になって最も失うのは時間的自由です。その点では僕はたくさん遊んだので、全く後悔しておりません。次に、狂わない程度に勉強しましょう！皆さんが今学んでいる勉強は社会人になってからも役立ちます。僕が学生のときはこの勉強が将来何に使えるのか全く見当がつかなくて勉強するモチベーションはゼロでした。今だから言えるのは、学問が役に立つかどうかは職種によって変わってくるかと思いますが、「何かを自分で考えて相手にそれを伝える」ということはどの仕事にも必ず役立ちます！そして仕事以外にも役立ちます。勉強するモチベーションが湧かない方は勉強を通して「考える力」、「伝える力」を鍛えましょう！今からそれをやっておけばあなたは素晴らしい人になるでしょう！もう4年生だし今さらおせーよという方！僕は「今を生きる」という言葉が好きです。物事を始めるにあたり早いにこしたことはないですが、遅いということは決してありません。今その瞬間思ったときこそ始め時なのです。後悔のなきよう真剣に学び、真剣に遊び、そして真剣に飲んでください！

　続さんありがとうございました。商大生のみんなも大いに遊んで，学んじゃおう！