アメリカに留学中の川島くんからの留学報告!

shoudai-kun2008-12-18

今日はアメリカの協定締結校(ウェスタミシガン大学)に留学中の川島くんからの留学報告だよ!


Q.大学や街はどんなところですか?

ウェスタミシガン大学は、アメリカとカナダの国境にある五大湖の1つ「ミシガン湖」の南東、シカゴ(アメリカNo.2の経済・金融の拠点都市)とデトロイト自動車産業で有名)のほぼ中間に位置するカラマズー市にあります。気候は小樽・札幌とほとんど変わらないと思います。州立大で学生は約25,000人、アメリカの大学の中でも規模は大きい方です。敷地は、北大の軽く2倍はあると思います。また、留学生が多いことが特徴であり、約2,000人の留学生が在籍しています(日本人留学生は100人弱)。

クラス当たりの人数は20〜30人規模から200〜300人規模まであります。ちなみに交換留学生は、一学期につき16単位まで履修することができます。それ以上は超過料金が発生します。しかし、ビザの関係で最低単位である12単位は履修しなければならず、成績をとれないと、日本に強制送還される可能性があるとの話で、最初は本当にビビリながら授業を受けていました。

大学内の施設は、スゴイです!例えば、レクレーションセンターには、プールジムバレーバスケフットサルスクアッシュラケットボール)、卓球ロッククライミング用のスペースが充実しています!

大学内には、サッカー場野球場テニスコート(15面くらい)もあります。また、大学アメフトの試合を観たり(学生証で無料)、屋内スケートリンクで、スケートをしたり、アイスホッケーの試合を観たりこともできます。中でもアメフトの試合は、チアリーダーも選手同様すばらしいパフォーマンスを披露してくれました。

その他に学生証を見せることで、大学内の劇場で、ブロードウェイミュージカルが出張公演に来た際には半額で、定期映画上映会に至っては$1で観ることができます。また、市内のバスは学生証で無料なので、気軽にウォールマートやターゲットに買い物に行けます。

寮の中には、卓球台ビリヤード台エアホッケーと色々あるので退屈しません。たまに寮のみんなと映画を観たり、ゲームをしたりします。

次に食事についてですが、基本的には、寮のカフェテリアで食べます。寮によってはテイクアウトができたり、チャーハンをその場で作ってもらえたりと色々です。バイキング方式なので好きなだけ飲み食いできます。太りすぎに注意!

それでも、同じ食事に飽きることがあるはずです。そんな時は大学のボロンコモールへ!ここには、ナショナルシティ銀行、サブウェイ、タコベル、ビグビーコーヒーが入っていています。

カラマズー市内は、落ち着いた感じの田舎町です。残念ながら市内に行くのは、アムトラックに乗る時と、寿司(韓国人経営の怪しいスシ?)を食べに行く程度です。


Q.どんな留学生活を送っていますか?
(勉強面)

予習は、授業前に終わらせることを心掛けているのですが、元々、読むスピードも要領も悪い方なので、今セメスターの終盤は、午前3時くらいまで起きて不規則な生活でした。それでも、読むべき教科書を授業前に終わっていることはめったになかったです。これは、反省点であり、来学期への課題です。僕の履修したクラスは、日本のように中間と期末試験のみではなく、テストが3〜5回くらいあったので、気が抜けない日々でした。それと、わからなかった点はとことん先生のオフィスに聞きに行っていました。ルームメイトのアンソニーには、文法から校正まで本当にお世話になっています。
パソコン室24時間利用できるので、本当に課題提出の際には重宝します。また、図書館午前3時まで開館しています。

11月には、3日間ボストンキャリアフォーラムという留学生用の日系企業の就職活動のイベントに参加してきました。ちなみにこのイベントのために日本人だけでなく世界中から留学生が集まります。


(遊び面)

勉強より遊びの比重の方が高いんじゃないのかと周囲から指摘されています(笑)9月の初めにはデトロイトタイガースVSヤンキースを観ました。松井さんを始めスター軍団に会えて気持ちが高ぶったまま、今セメスターに突入できました。

10月中旬には、ルームメイトとその友人の5人でミシガン州から車で9時間かけてNYに行ってきました。そこでハリーポッターダニエル・ラドクリフ主演の「エクウス」というブロードウェイミュージカルを観ました。グラウンド・ゼロ(ワールドトレードセンター跡地)では、9・11のあの日が一瞬、自分の中で甦り、テロに対する脅威を改めて実感しました。

11月中旬には大学の日帰りシカゴ旅行に参加してきました。シカゴでは、恐竜の化石で有名なフィールドミュージアムに行ってきました。エジプトの展示品もかなり充実しています。


Q.留学先ではまっていることは?

ここでしかできないことをすることです。それは、「人種のるつぼ」と言われるこの国で、人との出会いを大切にすることだったり、野球を観に行ったり、博物館に行ったりと色々です。様々な文化や価値観に触れることで人として自分が成長できると思うからです。

中でもオリエンテーションで知り合ったドミニカ人とは、大勢友達になり、縁があってクリスマス休暇は、常夏のドミニカ共和国で過ごすことになりました。とにかくいつも元気一杯なので一緒にいるだけで楽しいんです。アメリカ留学をしながら、他の国の文化にも触れられるこんなおいしい経験は他にないと思います。
それと、日本文化をもっと知ってもらうことです。日本にいる時は、自分は日本人だって大して意識しないけれど、アメリカでは、「自分は日本の代表だ!」っていう意識を持つようになりました。寮のみんなとハシを使う練習を兼ねて「カップめんの食べ比べパーティー」や、「カルタ大会」を開催しました。日本食って「ヘルシーで薄味でおいしい!」って本当に驚くくらい大人気なんですよ!


    
(写真右:ルームメイトのアンソニー



ありがとうございました!
川島くんは留学生活のブログを書いてるんだよ。生の留学生活・情報を知ることができる、とてもおもしろいブログだから、ぜひのぞいて見てね。(Hiroboのブログ http://ameblo.jp/hir0b0/

最後に、今日がお誕生日の川島くん!Happy Birthday!!