第1回「オリエンテーション」

記念すべき1回目の日記!
今日は、松尾せんせいの「経営学理II」という名前の授業を覗いてきたよ!
ところで、商大くんにとってはいきなり「原理?」なので、松尾先生にこの授業のことを紹介してもらいました。

      • -

小樽商科大学の2年生以上が履修できる授業『経営学理II』では、民間企業3社(北海道中央バス、田中酒造、小樽オルゴール堂)の協力を得て、アクションラーニング型授業を実施することになりました。企業が抱える課題に対して、学生が5名程度のチームを組み、問題点と解決策を検討するという内容です。教室の中だけで勉強するのではなく、実際にアクション(企業の現場に出て調査)することで、実践的な問題解決能力を身につけてもらうのが狙いです。

学生は、自分たちが選んだ企業の店舗・施設を実際に訪問し、自分の目で観察したり顧客にインタビューすることで問題点を探ります。教室では、「問題解決の方法、リサーチの方法、解決策の練り方」に関する講義(30分程度)を受けた後、チーム毎に現場で収集したデータを分析します(60分程度)。つまり、授業外の時間を使って企業の現場を訪問し、教室では、グループディスカッションを中心とした演習によって問題解決策を探るという内容です。

授業は10月〜1月までの期間に15コマ(一コマ90分)あり、11月に中間発表(3コマ)、1月に最終報告会(3回コマ)が開かれます。中間発表、最終報告会では、学生が、企業の担当者に対して自分たちのリサーチや分析結果をプレゼンテーションし、質疑応答を行います。つまり、授業の約半分が、企業人との対話の時間に当てられている点がこの授業の特徴といえるでしょう。

10月2日(火)の授業では、オリエンテーションを行い、受講生約170名が参加しました。来週9日には、3社の企業担当者が自社の課題についてプレゼンしてくれます。その説明をもとに、学生は自分が調査したい企業の希望を出し、10月16日にはチームが組まれ、実際に演習やリサーチが開始されます。(松尾)

      • -

うーん、よく分からないけど、とにかくただ座って勉強するだけの授業じゃないんだね!
そういえば集まった学生さんも、やる気のオーラを出してる感じがしたな…。
商大くんも、負けずに来週からも出席して授業の様子をリポートするよ!
(来週につづく)